東工大ソフトテニス部のblog

東京工業大学ソフトテニス部のブログです

浪人は楽しいぞ☆

どうも、経営工学系3年の青木と申します

レンタカーでバイトしてるだけで、どうやら小八木くんの反感を買っているみたいですが(詳しくは前回のブログを参照)、皆さん運転する際は「シートベルトの装着」「スピードの出し過ぎ注意」「こまめな休憩」の3点を心がけましょうね。

さてさて早速ですが、この世の中には2種類の人がいます。
それは、

「浪人した人」と「浪人しなかった人」

です。

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東工大には不思議なことに数多くの元浪人生が生息しています。そんな大学なのに浪人生についてよく知らなかったら、まずいと思いませんか?

なので、今回は「知られざる浪人生の一年」を皆さんに知ってもらおうと思います。

(元)浪人生に遭遇したときの対応がわからない人も、浪人生になりたかった人も、これから浪人生になる人も、これを読めば浪人生の実態がわかるはずです。
(今回は一般的な浪人生について書きます。仮面浪人とか宅浪とかについては一切触れないのでご了承下さい。)


それでは浪人生活スターーーート!!!!

3月
まず、浪人生になるには試験があります。
そう、まず志望の大学を落ちないといけないのです。
どんなに浪人したくても、ここで受かってしまったら、入学辞退するしか手はありません。落ちた人はなんの気兼ねもなく浪人生になれます。

さて、見事浪人生になった人が、最初にすることは予備校探しです。
駿◯、河◯、代々◯など自分にあった予備校を選ばないといけません。ここで選択を間違えてもリセットすることは出来ないので、慎重に選びましょう。

4月
予備校に入学です。大学に入学して何故か浮かれてる人を見て、最初は浪人生になったことに後悔するかもしれません。大丈夫、そんなこと授業が多くてすぐ忘れます。進むスピードも早くて、予習と復習をしてたら、気づいたら4月は終わってます。

5月
世間の五月病と打って変わって、浪人生は予備校の授業にも慣れ、この時期が一番やる気に満ち溢れてます。自習ブースの取り合いが激化し、泣く泣く休憩ルームで勉強することもあります。この時期に現役生から励ましの言葉を貰うと、折角気持ちを切り替えたのにと、キレられるので気を付けましょう。

6月
やる気が落ち始めます。梅雨の時期に、建物に籠るとやる気なんて出ないです。尚更入試まであと7ヶ月です。自分の可能性に酔いしれて、ちょっとぐらい勉強の手を抜いても大丈夫と思い、勉強量が減り始めます。

7月
梅雨も明け、一番陽気でかつ楽しい時期です。もうこの時期になると遊びだします。
勉強以外にやることがなく、授業はサボっても怒られないので、都会だともうパラダイス。田舎だと…結局予備校に籠りますが、勉強はせずに休憩ルームで友達と談笑大会が始まります。
ここで浪人に味を占めると多浪の道を切り開けます。

8月
夏期講習です。少しやる気は上がりますが、落ちた分と比べれば微々たる量です。たまに高3と一緒に受ける授業があり、勝手に妬みつつ、心の中で自分の方が賢いと勝手にマウントを取ったりします。
この時期から模試が本格化します。

9月
8月の模試が返ってきます。ウハウハです。Aが乱立してます。ここで、「自分は賢い。受かる。」と確信します。
夏期講習も頑張ったことだし、少しペースダウンします。

10月
9月の模試が返ってきます。所々B.Cが混じってますが、基本Aなので気にしません。
この時期はやる気どうこうの前に、毎週模試ばっかで、体力的にへばってます。疲れてあまり勉強に手がつきません。

11月
10月の模試が返ってきます。2ヶ月前と点数は同じなのにAがありません。
ここでこれまでの浪人生活を振り返ります。ヤバイのでないのか思い始めます。焦ります。とにかく焦ります。
人が変わったように勉強します。でもこれは義務感からであり、やる気ではありません。
この時期に励ましの言葉をもらったら泣いて喜びます。

12月
センターまであと1ヶ月です。思うように点数が伸びません。でも手を動かすことしかできません。予備校内の雰囲気は基本お通夜モードです。
クリスマスのカップルに苛立つ余裕すらありません。年末?そんな言葉知りません。

1月
1日が休みなことにキレながら、2日から予備校に籠ります。
センター試験です。翌日の予備校内はもうカオスです。泣いてる人泣いてる人、たまに笑ってる人。あ、笑ってても良かったとは限りませんよ?
気持ちも切り替える間も無く、二次に向けてスタートします。

2月
もう何が何だかわからないです。去年のことがフラッシュバックしたり、私大をめっちゃ受けたり、男性講師が唐突にチョコ配ったり。
気付いたら入試が終わってます。そして、3月になり、浪人生終了か、継続かが決まります。


以上、浪人生の一年でした。
これで皆さんも立派な浪人生です。
でも文を読むのと、実体験するのではあまりにも違うので、機会があれば、やってみるのをお勧めします。

そういや、これはソフトテニス部のブログでした。ソフトテニス部にも沢山の元浪人生がいます。元浪人生の方は手を広げて歓迎しますので、是非コートまで遊びに来てくださいね。
以上、元浪人生の青木でした。

次回のブログはたまに「そういや青木って浪人生だったよね」と煽ってくる現役の林くんです。
現役の方がどんなブログを書くのか乞うご期待。